今回の研修テーマは「身体拘束」について。
身体拘束は人権擁護の観点から問題があるだけでなく、その他様々なリスクを抱えています。
どんなケースが身体拘束に該当するのか、なぜ身体拘束をしてはいけないのかという基本的なことを
学びました。
スタッフからの所感は、
「身体拘束は利用者の権利や尊厳を守る為に慎重に検討すべき事項であると学びました。
研修で学んだ知識をもとに利用者一人一人のニーズに合わせたケアを心掛け、身体拘束に
繋がらないようより良いケアを提供できるよう日々の業務に取り組みたいです。」
「介護の現場で私たちは『安全』や『便利』といった表面的な理由を口実にして、簡単に身体拘束を
してはいけないということを感じました。身体拘束は、被拘束者と介護者の間の信頼関係を破壊する
可能性があり、信頼の欠如は、介護の効率も損なってしまいます。 被介護者との対話を通じて、彼らが
直接表現できない感情を理解し、より良いケアを提供していきたいと思います。」
「身体拘束が必要とされる背景には、介護現場の人員不足や適切な対応策の不備が関係している
場合があります。そのため、身体拘束を減らすためには、現場の支援体制や人員の確保、及び
スタッフへの教育・訓練が重要です。
また、拘束を避けるための代替策(見守り機器の導入や環境整備など)も検討すべきです。」
ヒーリングケアでは、常日頃から各関係機関と連携し、訪問介護員として適切なケアを提供できるよう
研修を実施しております。